日本での卵子提供
実妹が卵子提供をOKしてくれた。
当初は本当にいいのかと悩んだが、時間が経つにつれて、やはりこれ以上は望めない恵まれた選択肢だ!と気持ちが追いつく。自己卵子での体外受精がダメだという結論を受け入れられた。
スペインでもフランスでもは、匿名の提供卵子が義務なので、実妹の卵子提供となると候補となるのは、日本とベルギー。
セカンドピニオンを取りに行った先からは、ベルギーは匿名でない提供卵子での体外受精ができるという情報を仕入れていた。
まずは、妹の在住している日本でできないか、JISARTのガイドラインを読んだうえで、自分が該当しそうだったため、都内ふたつのクリニックに問い合わせ。
クリニックKの場合:
- 提供を受ける夫婦、ドナー(既婚者の場合は夫も)揃って初診
- 手続き開始その後、夫婦単位、個人単位で心理カウンセリングを受ける(のべ7〜8回の来院が必要)
- 理解していると判断できたら、倫理委員会に申請期間としては半年〜1年必要
- 詳細を問い合わせた際に、ドナーの夫も来院する必要があるが大丈夫か、ドナーのこどもにも事実告知が必要だが大丈夫かなどの確認があり。
クリニックSの場合:
- 弁護士立ち上いの合意書が必要
- 費用100万程度が必要
- 採卵の際はドナーだけの通院でOK
- メール問い合わせのみなので、断片的な情報だが、多少プロセスの柔軟性はクリニックによるのかなと感じた
が、結果的には絶対的なハードルがあり断念。どちらのクリニックも、義務付けられている心理カウンセリングで、フランス人旦那の心理カウンセリングに英語対応できないこと、通訳NGという点がネックになったので具体的な解決策がなかった。