パリで不妊治療

わたし・34歳 旦那・33歳。パリ在住。こどもを望みはじめて半年で不妊治療。顕微体外受精7サイクルトライ。

漢方

たまたま買い物のためにBellevilleを歩いていたら漢方薬局を見かける。よく漢方・鍼灸については、耳にしていたので、処方してもらうことを思いつく。

翌日(日曜日でもやってる!)に、漢方医の予約を取り、薬局の店先で50代くらいと思われる漢方医(らしき人)に問診を受ける。漢方医は、中国語しか話せないようで、薬局の若い中国人が通訳してくれた。他の客に紛れてプライバシーゼロの中、不妊症について相談しなければいけないという、チャイナタウンならではの雰囲気。面白い。

血圧、脈、年齢、生理の状況、家族の持病の有無などの一通り問診され、貧血と疲労を指摘される(自覚症状まったくないけど)。以下の生薬を各5gを配合した粒状の漢方を処方してもらう。

  1. 紫何车(しかしゃ):すべての虚損労傷(エネルギー源)に。かつ、血液の強壮薬
  2. 淫羊霍(いんようかく):月経不順などの陰陽両虚の症状があるときに適用
  3. 枸杞子(くこし):シナス科クコの果実でアミノ酸、ビタミンなどを含む。肝腎の滋養強壮。陰虚や血虚。
  4. 菟丝子(菟絲子ーとしし):おもに滋養強壮剤として腎陰虚や腎陽虚になどに用いる
  5. 女贞子(女貞子ーじょていし):肝、腎を補い、腰や膝を強める効果があり、滋養薬として足腰の筋力低下、めまい、白髪、視力低下かすみ目などに用いる。
  6. 巴戟天(はできてん):腎虚腰痛や陽萎(インポテンツ)などの治療に用いられる
  7. 熟地(じゅくじおう)
  8. 当归(当帰ーとうき):貧血症、月経不順、更年期障害など、婦人科の要薬として使用
  9. 川芎(せんきゅう):駆瘀血(くおけつ)、鎮静、鎮痛、補血(ほけつ)、強壮などに効果
  10. 肉桂(にっけい):体や手足の冷え、衰弱、腹痛、下痢、無月経、のぼせなどに用いる
  11. 赤芍(せきしゃく):清熱涼血・活血の効能。下腹部の腫瘤や下腹部の膨満感、生理痛などに当帰・川きゅうなどと配合する。
  12. 香附(こうふし):通経、浄血、鎮痛薬として月経不順、月経痛、神経痛、諸種の腹痛などに応用

朝夕 2回 食後にスプーン2杯をお湯で飲む。生理がきたらやめる。

(どこでも言われることだけれど)、アルコール、カフェイン、テイン、冷たいもの、辛いもの、脂っこいものは、控えるようにこと。厳しい。。。生理まで2週間くらいなのでどれだけ効果があるかは、わからないけれど試してみますかー。